「五重塔はなぜ倒れないか」を読む

上田 篤 編「五重塔はなぜ倒れないか」を読みました。
阪神淡路大震災後に、編纂された本です。
振動台実験などが行われる前の時代に、書かれたものなので、五重塔の不倒神話を解読するという意味で
読むには、少し内容が古いと思いますが、木塔の歴史や構造の変遷を通じて、伝統建築を理解することが
できました。

特に様々な時代の五重塔の断面図が記載されているのが、参考になります。
わが岡山県にある備中国分寺五重塔の断面図もありますが、歴史の流れの中で構造やデザインをとらえると、
愛着が深まります。

この歴史の流れを和様化と言って、「・・・中国から輸入した造塔技術を、日本文化に同化させていく過程で
行われた試みであり・・・」、「・・・構法の合理化、部品の規格化、ディテールの日本化の三点に集約できる
であろう。」と、ありました。
和様化は、今も脈々と受け継がれていると思います。

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